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学校教育課程

生活科学教育コース

概要

 生活科学教育コースは、現代の社会生活や家庭生活の課題に目を向け、生活文化やものづくりの技術を実践的にかつ体験的に学びながら、生活を科学的に探究できる教員の養成を目標としています。本コースには、家庭科教育と技術科教育の2つのサブコースがあります。

教育課程の特色
家庭科教育サブコース

家庭科教育サブコース

 人間生活にとって最も身近で、しかも大切な衣食住ならびに個人と家族の命とくらしに関わる問題を、自然科学、社会科学、人文科学の多面的なアプローチから追究します。21世紀の個人・家族を取り巻くくらしの問題に興味・関心のあるひと、そして小・中・高校の新しい家庭科に教師として挑戦してみようという意欲のあるひとを待っています。もちろん男女の性は問いません。
 家庭科教育サブコースには、食物、被服、保育、住居、家庭経営、家庭科教育の6つの分野があり、それぞれ専門の研究と教育にあたっています。食物では、食品学、栄養学の講義と食物学実験および調理実習の授業が設けられています。被服では、人間と衣との関わりを捉えるために、衣生活論・被服材料学・被服管理学・被服構成学の講義の他、実験、実習、演習が設けられています。保育では小児の心身の発達をもとに保育のあり方などを学びます。住居では住生活と住空間の対応関係を考察していきます。住生活論などの講義の他、住宅の設計やデザインを学びます。家庭経営では、生活の経済や家族問題などを扱います。家庭科教育では、小・中・高校の家庭科教師としての力量を身につけることを目指して、家庭科の目標や教育内容、また授業づくりの視点や方法について学びます。
 これらの各分野に関連した卒業研究をおこなっています。

技術科教育サブコース

技術科教育サブコース

 近年、世界規模で技術革新が進められ、それに伴ってわが国でも科学技術教育が充実されてきました。技術科教育サブコースはこのような時代の要請に対応して誕生した、科学志向の新しい分野です。技術科教育サブコースの目標は実験・実習を主体とした、実践的で創造力ある中学校教師の育成です。また、大学院修士課程も設置しており、高度な技術教育を目指しています。卒業者は公立学校の教師として採用されている他に、実践力が評価され、民間企業による採用も増えています。
 技術科教育サブコースには、電気・機械・情報基礎・金属加工・木材加工・栽培・技術科教育法の7つの分野があり、それぞれ専門の研究と教育にあたっています。技術科教育サブコースでは特に実験・実習を重視しており、実験・実習技術を習得するために必要な基礎理論の講義や学生実験・実習の授業をこれら7つの各分野から各々2~4単位履修しなくてはなりません。また、卒業に必要な単位のほとんどは4年生になる前に修得し、4年次は主に、卒業研究の実験・調査に当てられているので比較的、忙しい学生生活となります。技術科教育サブコースを希望した学生は3年次または4年次の初めに希望する担当教員の指導のもとで、テーマの決定、研究の実施を経て、卒業研究を完成します。卒業研究の内容は各専門分野における学術研究や教材研究・教材開発など多岐にわたり、学会誌等にも多く発表されています。

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