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学校教育課程

教育実践科学コース

概要

 小学校から高校まで、学校教育を受けてきた皆さん。毎日学校に通い、時間割に従って主に教室で黒板と先生に向かって座り、机の上で教科書を使ってクラスの仲間と授業を受ける。空気のように当たり前に感じている学校や授業。しかし、改めてそれをみてみると、そこには、教育や学校をとりまく社会の影響や歴史の変遷があり、さまざまな教育の思想や子どもの発達についての理論が関わり、教えること・学ぶことに関わる内容や方法についての議論があります。このような面から、教科に関わるコースとはまた違って、学校や授業のあり方を総合的に問いなおし、21世紀の方向を探って行きたいと思います。このコースでは、小学校または中学校の免許取得が卒業要件となっていますが、それら以外の免許も取れます。

教育課程の特色
教育実践科学コース

 このコースの基礎的な学問分野は、教育学系と心理学系の分野です。教育学系は、さらに教育学(史)、教育社会学、教育方法学などから、また心理学系は、発達心理学、児童心理学、学習心理学、認知心理学などから構成されています。皆さんは、2年次から教育科学文献研究や教育心理学実験・検査実習及び心理統計・調査法をとって、専門分野の鳥瞰図や基礎的な概念や方法を身につけることになります。それらを基礎にして、3年次から卒業研究作成をめざして教育学系か心理学系のどちらかにウェイトをおきながら専門(特講や演習)をいっそう深めていくことになります。ただし、このコースは、上記のような専門分野を基礎にして、教育の現象やいとなみを理論的・実践的に解明できる能力を培うことを目標としていますから、教育学系と心理学系の担当者も学生の皆さんも、その目標をめざして学問上でも大学における生活の面でも緊密な協力体制をとることになります。「木を見て森を見ず」に陥らないよう、「木も森も見る」ような認識能力を身につけてほしいと願っています。

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