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大学院のご案内

現代社会の変化に対応できる教育の質の向上と力量形成

 知識基盤社会を迎えて、社会の変化のスピードが非常に速く、常に新しい対応と変革が求められています。これまでの学習論や方法論がいつまでも役に立つとは限りません。子どもたちの成長は社会とともにあり、直接、子どもとかかわる先生自身も変わらざるを得ません。教員の力量形成や教育の質の向上がいろんなところで議論されているのはそのためです。
 これからは、学部から継続して理論と実践を深めることや、教育の現場で抱えた問題意識をもとに高度な専門的理論と実践とを結びつけることが求められている時代です。本学の大学院では、通常の昼間のコースの他に社会人(現職教員を含む)の方が、働きながら研究することもできます。それに加えて、2年間の授業料で3年なり4年かけて、ゆっくり研究できる長期履修制度もありますし、社会人のための無利子の学費(授業料)貸与制度もあります。また、3年間で教員免許が取得できる新しいプログラムも準備しました。このように、地域と関わる上でより高度の知識が必要な方々や教員免許を持たない方々にも門戸を開放しています。

研究科の目的

 福井大学大学院教育学研究科は、教育改革の一環としての大学の活性化と専門職としての教員の養成、特に現職教員等の再教育という社会の要請に応えることを踏まえて、教員養成を主たる目的とする学部を中核とし、その基礎に立って、教育に係わる学問・芸術の諸問題について高度な見識と実践力を持ち、教育の今日的諸問題の解決に寄与するとともに、21世紀を担うこどもたちの育成に貢献できる、専門的力量を備えた人材を養成することを目的とします。

研究科の構成

 平成4年に設立された本研究科は、「学校教育専攻」・「教科教育専攻」そして今年度からスタートする「教職開発専攻」の3専攻から成り、教科教育専攻には各教科に対応した領域を設けています。各領域には時代の最先端を行く学問・芸術諸分野に精通し、教育・研究業績をあげている教員を配置し、これら専門諸分野の成果と、教科教育の実践研究とを有機的に結合させ21世紀の学力を培うカリキュラム・授業を開発する教師の力量形成をめざす教育課程を編成しています。

社会人・現職教員のための専攻・コース設定

 本研究科では、現職教員等社会人が、在職身分のまま修学しやすいよう特別な履修条件を設定するなどして、多くの有職者を積極的に受け入れています。勤務終了後の時間帯に行われる夜間授業や長期休業中に開講する授業を中心とした履修形態を用意しています。

教職大学院・教職開発専攻の新設

 21世紀の学校づくりを支えるプロフェッショナルとしての教師のために教職開発専攻を創設しました。そこでは21世紀の学校を協議して実現する学校改革のスクールリーダーを養成します。

外国からの教職員留学生の受け入れ

 大学院研究生として、平成7年より教員研修留学生(国費留学生)を受け入れており、例年5名程度が本学留学生センターでの日本語トレーニングののち、本研究科で日本の教育方法等について学んでいます。彼らの出身国は、アジア、中南米、アフリカなどさまざまな国にわたっており、それぞれの国で現職の小中学校教員である彼らの来学は、日本人学生が日本の教育を相対的にとらえるためのよい契機ともなり、本研究科の国際化推進に大きな役割を果たしています。

特色ある取り組み

 文部科学省の「平成17年度大学・大学院における教員養成推進プログラム(教員養成GP)」に、本研究科の取り組み「学校を拠点に教員の協働実践力を培う大学院-21世紀型学力を実現する教員の実践力・組織力形成のために-」が採択されました。

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