フレーム
特色ある取り組み
教材開発研究会
教材開発研究会

教育内容・教材開発研究会

 教材をキーワードにした教育地域科学部・教育学研究科の新しい取り組みが「教育内容・教材開発研究会」です。芸術系から理系までの総合学部的な人材を抱える本学部の人的資源を活かし、世界的にもユニークな教員養成の在り方について検討する共通の場として2004年度に発足した「教材開発研究会」がこの度リニュアルしました。
 活動は、月一回行われる教員のセミナー(約1時間)が中心で、専門の違う方々の教育や研究の創意工夫が聞ける良い機会にもなっています。座談会風のこの研究会では毎回活発な意見交換が行われます。
 また、年に一度(2月頃)、学外の教育機関とともにシンポジウム及びワークショップを開催しています。2008年度は「いま、求められている学力とは?」をテーマとし、基調講演では京都大学大学院教育学研究科・准教授の西岡加名恵氏が「活用する力を育てるカリキュラムと評価ーパフォーマンス課題の可能性ー」について講演しました。
 その他、学部発の教材を開発し、世の中に提案する目的も持っています。物理分野で開発中の教材をしめします。これらは香川喜一郎教授(理数教育講座)の考案によるものです。
 今後、若い感性の学生、院生の積極的な参加による教材開発研究会へと努力しています。

ふくい文化研究会

ふくい文化研究会

 福井大学教育地域科学部の教員有志が中心となり、新たに「ふくい文化研究会」を立ち上げました。本研究会は、教育内容・教材開発研究会等における教員の交流から生まれた学際的文化活動グループです。人文・社会・自然・芸術など、多様な学問領域の専門家が集う教育地域科学部の特性を活かし、学外との連携も図りながら、学校教育や生涯学習の振興をはじめ、社会の活性化に資するさまざまな活動を展開しています。
 平成21年12月には「越前若狭いろはかるた」を出版しました。

地域課題ワークショップ

地域課題ワークショップ

 地域科学課程において開講されている「地域課題ワークショップ」は、今の時代に求められる課題探求能力や問題解決力の育成・強化を目指した新しいタイプの授業です。ワークショップ(workshop)とは、一般に、特定の課題について参加者が自主的に議論や作業を重ねることで知識や経験を共有する方式の研修会・講習会を意味します。「地域課題ワークショップ」はこうしたワークショップ形式で行われる授業ですが、科目名が示すように、地域に見られる諸課題がワークの対象となります。その意味では、地域に根差した実践的な科目であると言えるでしょう。この授業の主たる目的としては、課題に関する情報収集力や分析を行う力、そしてそこから得られたものをわかり易く表現して他人に伝える力(プレゼンテーション能力)を涵養することが挙げられますが、ワークショップはチーム・ワーキングの形をとるため、コミュニケーション能力も同時に養われます。
 「地域課題ワークショップ」は、ワークショップ型授業のイメージをつかんでもらう導入部分としてのI(入門)、専門的な学習・研究への架橋としてのII(基礎)、地域科学課程各系での専門性を深めるIII(応用)、4年間の学習の集大成である卒業論文の作成とも連動したIV(総合)が1年次から4年次にかけて順次開講され、地域科学課程の基幹科目としての役割を担っています。
 大学のカリキュラムの一環としてワークショップを実施するのは、全国的にも珍しい試みであり、複雑化する現代社会において必要とされる人材を輩出するための先進的な取り組みであると言えます。

フレーム