優れた教育実践力を発揮できる教員あるいは教育専門家の養成を目的とする「学校教育専攻」と、21世紀の学校教育を担う中核的な教員の専門的力量の開発を目的とする「教職開発専攻(教職大学院)」の2専攻があります。

学校教育専攻

「専門教科における専門知識」「理論に基づいた教科教育の実践力」「探究的研究能力」に加え、「学校での協働的な探究を実現するための社会性と教育開発力」を培うことを専攻の目的とし、リテラシーと人間力を育むためのカリキュラム開発を通じて、子どもたちの真の学力向上を支援できる教員を養成します。領域別専門科目と課題研究の履修および修士論文作成を通じて、教師に求められる高度な教科専門性と指導力を身につけます。大学院生と教員で2年間の協働研究を行う「協働実践研究プロジェクト」では、専門の異なる教員とも協力し、学校や地域の諸機関等と連携した調査や実践を通してカリキュラムの開発と授業プランの検討を行うなど、児童・生徒のリテラシー形成と人間力育成の支援を目指します。

教職開発専攻(教職大学院)

子どもたちが自主的に学び合い成長できる学校教育の実現には、子ども一人ひとりの学びと協働を支える教員の力量と実践力が不可欠です。そのため、教職開発専攻では、高度な専門的能力と優れた資質を有し、学び続けることのできる教員の養成を目的とし、「学校拠点方式」による重層的な実践と省察を行っています。

「学校拠点方式」は、小・中・高・特別支援学校などの現場を学びの場とする福井大学独自の教育スタイルです。大学院生は拠点校のサイクルに合わせた長期のインターンシップ実習を行います。また、現職教員である大学院生は勤務校を離れることなく学ぶことができます。学校が抱える課題に教員や大学院生が協働して取り組むことで、教員としての実践力やマネジメント力、専門職としての理念を培います。