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卒業生メッセージ
袖川 絵美子 (教育地域科学部 言語教育コース 平成19年度卒業)
袖川絵美子

 私は、言語教育コースの英語教育サブコースに所属しています。昨年の5月に約1年間のアメリカ留学を終え、10月から復学しました。改めて振り返ってみると、本当にあっという間の学生生活でした。入学当時は、全て英語で、実践を学ぶ講義についていくのがやっとでしたが、先生方が熱心に教えてくださったことに加え、英語科の仲間と励まし合えたおかげで、とても充実した学校生活を送ることができました。授業の他にも、英語教育サブコースにはカナダへの語学研修や合宿があり、英語力や意欲を高める機会に恵まれています。私自身、この2つのプログラムに参加できたおかげで、留学に対する漠然とした思いが、確信にかわりました。そして、アメリカへ留学できたことが、将来についてや自分自身と向き合うとても良い機会になりました。様々な国から来ている留学生と交流する中で、視野を広げることもでき、何より以前に比べ何事にも積極的に取り組むことができるようになりました。アメリカでは、日本の文化を紹介する機会が何度かあり、日本の文化の奥深さを再認識する良いきっかけとなりました。4月からは教師として、大学生活を通して培ったことを生かしながら、探求し続けることを忘れず、精一杯生徒たちと向き合っていきたいと思います。(H19年度卒業式前の原稿です。)

林 丈太郎 (教育地域科学部 音楽教育サブコース 平成19年度卒業)
林丈太郎

 4年間の大学生活で、先生方との出会い、友人との出会い、先輩・後輩との出会い、様々な経験を通して、私は大きく成長することができたように思います。良い出会いは、良い刺激となり、私を成長させてくれました。大学の先生方とは、授業はもちろん、授業以外で関わることも多く、これからの人生に影響を与えるような深いお話をすることができました。また、進路等の相談にも乗ってくださいました。友人や、先輩・後輩とは、多くの楽しい思い出をつくることができたというだけでなく、教育について、あるいは自分の専門教科である音楽についてなど、様々な話をして、意見をぶつけ合い、考えを深めることができました。また、教育実習での経験と、実習校の先生方との出会いも非常に貴重なものでした。教育実習中に、先生と話をしたり、助言をいただいたり、一緒に実習をしている友人たちと授業について話し合ったりする中で、教員になりたいという意思も強くなりましたし、授業や教育に対する考え方も変わりました。
 これらの出会いがなければ、今の私はいなかったと思います。この4年間で、教職に対する意識も高くなりましたし、自分がどのような授業を目指したいのか、どのような教師を目指したいのかという展望も、少しずつ見えてきました。私は、福井大学で学ぶことができて、多くの人と出会うことができて、本当に良かったと思っています。特に、卒業を間近に控えた今になって、強くそう感じるようになりました。皆さんも、出会いを大切にして、積極的に多くの人と関わっていってください。(H19年度卒業式前の原稿です。)

細川 真里 (教育地域科学部 理数教育コース 平成17年度卒業)
細川真里

 福井大学のカリキュラムには地域の子どもたちと触れ合う機会がたくさんあります。このとき、教師には素直に見せてくれない表情や姿を見ることができます。教師となったとき、子どもの立場で教材を考え、反応や返答を予測しながら授業を組み立てるヒントにもつながり、とても役に立ちます。日頃から子どもたちと関わっていたという経験だけでも、非常に自信につながります。
 また、教育地域科学部は比較的学生数が少ないのですぐに仲良くなれます。模擬授業を行うとき、苦手な範囲を互いに補い合って解決していく経験ができますし、互いを刺激としながら、よい授業づくりに努めることもできます。さらには、卒業後も指導教授からアドバイスをもらったり連携したりすることもできます。
 教育実習や卒業論文などでは辛いこともありました。しかし、それを乗り越えた今、自分の考えた授業や研究を形にして実行し、振り返り、改善し、試行錯誤した結果を聞き手に正しく伝えるという訓練は、日々の授業作りの中で生きていると実感しています。大学で学んだ基礎・基本を糧に、今後も努力を続ければ、教師の思いは子どもたちに伝わると実感しています。

木原 由貴 (教育地域科学部 地域文化課程異文化交流コース 平成18年度卒業)
木原由貴

Greetings from Vermont!

 卒業後、1年半地元の国際交流協会に勤務した後、現在、アメリカ合衆国ヴァーモント州にあるSIT Graduate Instituteで国際教育学を専攻しています。将来より多くの人々に海外教育の機会を与えたいという思いから、留学をはじめ多岐に渡る海外教育についての知識と、効果的なプログラムづくりや高等教育分野の国際化実現に向けた実践的なスキルを身につけています。福井大学での経験が、大学院進学を決めたきっかけとなりました。異文化交流コースでの様々な授業やサウスカロライナ州クレムソン大学への交換留学からは、語学の上達や文化を知ること以上に、柔軟性と忍耐力を養うことができました。大学時代に培った能力と経験がいま基盤となり、力となって一歩一歩前に進むことができていると感じます。今後も挑戦することをためらわず、いつか福井に貢献できるよう精進したいと思います。(写真:クラスメイトと。)

安居 幸恵 (教育学研究科 数学教育専修 平成19年度修了)
安居幸恵

 教員として採用されてから15年目を迎えます。小学校での勤務が長かったのですが、5年前、中学校へ異動になり数学を担当することになりました。平成18年度、19年度は、勝山の中学校に勤めながら、県の研修制度で福井大学の大学院で数学教育を学ぶチャンスをいただきました。
 今、教育現場はたくさんの人からとても関心高く見つめられています。大学院での1年目、講義を受けていると、「これはあの場面のことだ」「うまくいかなかったのはこれが原因だ」など、わたしが、実際、学校で問題意識を持っていたことに結びつく内容と出会うことがありました。2年目はほぼ学校での勤務となりました。教育現場にはたいへんなことが確かにたくさんありますが、「よかった」と心から思えることも同じぐらいたくさんあります。成長していく児童や生徒のそばにいて、その成長を見たり感じたりできるからです。教師という職業は、ほんとに貴重な体験をさせてもらえる職業です。
 これから、大学を目指すみなさん!大学での生活は、自分で地図をかくことができます。高校までの学習とは趣が異なり、ひとつのことを深く勉強することもできるし、広範囲のことを勉強することもできます。大学は大きく手を開いて待ってくれている…可能性は無限です。もう一つ魅力的なことは、より広範囲な地域から集まってくる人たちや様々な分野で活動している人たちと出会えることです。出会えた人からたくさんのことを吸収することができます。
 これだけのことを感じながらも、今、大学、大学院での学びを終えて思うことは、「ああ、もっと勉強しておけばよかった」ということです。自分が望んだ分だけの学びを大学は提供してくれます。また、学ぶことは無限にあります。そういう意味で、大学での学びはとても魅力的ですよ。

脇本 裕之 (教育学研究科 数学教育専修 平成17年度修了/学校教育課程 平成4年度卒業)
脇本裕之

 中学で数学を教えて14年目になります。現在は、坂井市の中学校で数学を教えています。
 辛いこともあるんですが、教師になって良かったことは、やっぱり卒業式で泣けたことです。いろんなことがあって最後に泣けたというのは自分自身のバロメーターでいい思い出が作れた、そういうやりがいを感じることができたのが一番嬉しかったですね。また、教師の仕事というのはきっかけ作りも重要と思うので、答えしか欲しがらないような生徒になってもらいたくありません。一から十まで全部教えるんではなく、いろんな刺激を与えていろんなきっかけを作っていくことで後は生徒たち自身が前に進んでいけるようやっています。私も福井大の学部出身者なのですが、思い返すと大学での数学が一番面白かったですね。簡単には答えが出てこないので、ひたすら考えているプロセスが良いですね。中学・高校の数学とちがい、大学では答えがでなくても、その途中まででなんらかしら道が見えてくるというか、大学の先生方も答えに行き着かなくてもそこを評価してくれる部分もありましたし、そういう意味では本当に楽しんで勉強できたなと思いますね。受験生に対してのメッセージとしては、やっぱり「集中力」が大事かなって気がしますね。高校時代には、気がついたら明け方の3時、4時っていう時もありました。そう考えると集中できて楽しんでやってたのかなって気はしますね。それが高校時代に十分できると思いますから、そういう集中した中で取り組んでいける練習をするといいかなって気がしますね。

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