概要

嶺南地域の次代を担う教員養成のための「4年間継続学生支援プログラム」 で、3年次の教育実習(4週間)を附属学校(福井市)で実施し、4年次の教育実習(2週間)を嶺南地域の小中学校で実施します。
小学校教諭免許および中学校教諭免許、または小学校教諭免許および特別支援学校教諭免許の2免許を取得する学生を対象としたプログラムです。
1~3年次には、嶺南地域の市町の協力を得て、地域を知るための講義・演習や地域での体験・実習を行います。

嶺南地域協力体制

令和3年5月28日に、福井大学教育学部、福井県嶺南教育事務所、敦賀市教育委員会、小浜市教育委員会、美浜町教育委員会、高浜町教育委員会、おおい町教育委員会及び若狭町教育委員会の8機関で「嶺南地域教育プログラム」に関する連携協定を締結し、福井大学教育学部と嶺南地域との協力体制が構築されています。

対象学生

  • 小学校教諭免許および中学校教諭免許、または小学校教諭免許および特別支援学校教諭免許の2免許の取得を目指すことを前提条件とします。
  • 嶺南地域枠入試で合格し入学した学生(定員:初等教育コース6名、中等教育コース4名)
    ※ 地域枠合格者は入学手続時に「プログラム履修申請書」を提出頂きます。
  • その他の入試区分から入学した学生
    嶺南地域で教職に就くことおよび本プログラムの受講を強く希望する者
    ※ 2年次までに「プログラム履修申請書」を提出頂き、所定の審査の上決定します。

修了認定等

  • 所定の認定要件を満たした学生には、3年次末に「嶺南地域教育プログラム修了見込証明書」を発行します。福井県での教員採用試験の際にPR材料として活用できます。
  • 規定された全科目を修得した学生には、卒業時に「嶺南地域教育プログラム修了証書」を授与します。

構成

1年後期:「嶺南地域学A」【1単位】

嶺南市町の教育委員会等をゲストスピーカーに迎え、各市町の特色ある教育内容のほか、嶺南地域の地理、歴史、自然、環境、産業等について学ぶ。

2年次通年:「嶺南地域学B」【1単位】

嶺南市町の特徴的な地域行事等に参加し、地域の特色を実体験し省察する。

3年次:「教育実習事前・事後学習B」【30~40時間分,嶺南地域で実施】

嶺南市町の小中学校で、授業補助、個別指導、学校行事の補助等を行い、省察する。

4年前期:「教育実習(2週間)」【2単位】

嶺南市町の小学校または中学校で教育実習を行う。(※実習は副免教科(卒業要件外)で実施する)