教育学部の学生と地域の子どもたちが協働する探求ネットワークの「なかまつり」を12月1日(日)に、文京キャンパスで開催しました。「福井まちかど調査隊」や「もぐもぐ」、「ひらめき☆理科」など9つのブロックに分かれて、1年間の活動の集大成を発表しました。ブロックごとに企画した体験コーナーでは、子どもたちも大声で呼び込みをしてイベントの盛り上げに一役買いました。

人形劇ブロックは、「昔話法廷」と題して、グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の物語を取り上げました。魔女を殺して金貨を持ち帰ったヘンゼルとグレーテルは、法律上は強盗殺人罪にあたるか、それとも魔女殺しは正当防衛であり金貨の窃盗罪だけなのか、裁判を人形劇で行いました。裁判官、検察官、弁護人が登場して、二人をお菓子の家に導いた白い鳥も証人尋問するなど、観客が判決を考える裁判員裁判を展開し、判決は「窃盗罪」が言い渡されました。

12月7日(土)には、探求ネットワークの閉講式を行い、今年度の活動が終了します。