本校の特色

全教科・領域で9カ年かけて取り組む協働探究学習

対話や議論、大いなる試行錯誤の中で、ロングスパンの課題解決型の学習を全教科・領域で実施し、深い理解を伴った生きて働く知を構成する。

  • 全教科で「主題・探究・表現型」のアクティブ・ラーニングを実施
  • 総合的な学習において、前後期一貫して、教科での学びや学び方を最大限に活用し社会につながるテーマ解明に向けてのプロジェクト型学習を展開
  • 特に第5学年から第7学年までの学びのつながりを重視
    例)
    • 理科では、自分でテーマを設定し実験・観察・分析をしていくような、自由研究の質の向上につながる学習を授業で実施。成果を蓄積し、長期間の継続研究を推進
    • 音楽、美術、家庭科は、第5学年から前後期課程の教員が縦持ちし、長期ビジョンに基づいて継続指導
    • 第7学年数学科は、算数・数学科教員全員で前期課程からの接続を重視した少人数指導を実施
    • 児童会活動と生徒会活動をリンクさせて、日常生活や特別活動の改善に向けて、自治的に企画・運営する仕組みを構築

世界とつながるグローバル教育

9ヵ年かけて実生活で使える英語を習得。海外からの訪問者や留学生との積極的な対話や、海外の学校と姉妹提携し、スカイプを活用しての日常的な対話等を通して、英語力だけでなく、これから求められるグローバル感覚を磨く。

  • 第1学年から外国語活動を実施
  • 第5学年から英語科の授業の一部で、外国人講師によるオールイングリッシュの授業を導入
  • OECD日本イノベーションスクールネットワークへの参画・発表を機に、海外の学校との日常的な交流を実施

福井大学との強い連携によるハイレベルな教育実践

大学での最先端の教育研究を授業に反映させたり、子どもたちが直接大学の研究に触れて将来も学び続けるような知的好奇心を育んだりできる機会を設定。教育学部以外の学部との連携も視野に入れる。

  • 長期休業中に課されている自由研究やレポート等の課題や、授業中に取り組む研究録等に対して、大学教員から専門的なアドバイスを受けられる環境を整備
  • 第1学年から第9学年まで通した教科のカリキュラム構築に、大学教員がサポート

心と感性を磨く体育的・文化的活動

これまでも子どもたちの中で大切に世代継承されている音楽文化に裏打ちされた行事をはじめ、様々な体育的・文化的行事を子どもたちの手で創り上げていく中で、人として生きていく上で必要な道徳心や、人間ならではの感性を豊かにしていく。

  • 後期課程の伝統ある体育祭・文化祭に前期課程も参加し、「自主協同」の精神を継承・発展
  • 児童・生徒が企画・運営する音楽集会や美術合同作品展などを定期的に開催

多様性を尊重し視野を広げる附属学園の連携強化

附属学園として、幼稚園・特別支援学校との連携を日常的なものにし、多様な他者を認め対話の幅を広げて、共に学び共に豊かな社会を創り上げていく担い手としての意識を育むと同時に、様々なニーズに応える体制
を構築する。

  • 特に前期課程では、幼稚園との音楽集会や生活、体育等の授業での交流を深化
  • 個々の児童・生徒の悩みに対して、特別支援学校の教員と連携して対応
平成29年度からこのようにスタートしますが、今後研究を積み、本校の使命をより具現化・深化させていきます。