本校では、健康管理の一環として学校医による健康相談活動「からだとこころの教室(からころ教室)」を行っています。この健康相談活動は、学校創立初期(昭和40年代後半)から始められました。子どもたちの健康管理の充実と医療との連携を目的とする伝統と歴史のある活動で、本校の特徴ある学校行事(保健行事)の一つとなっています。本校には子どもの発達が専門の小児科校医が4名、成人期まで対応できる精神科校医が2名おり、相談内容に応じて対応しています。例年20件程度の健康相談活動が行われています。
からころ教室では、児童生徒の健康面での課題や生活上の管理または留意事項等について、たっぷりと時間をかけて話し合います。この活動は、子どもたちと関わる者にとって、よりよい生活支援につながっています。
対象 | 参加者 | 時期 | 時間 |
---|---|---|---|
各学部の新入生と希望者 | 学校医・保護者・本人・担任・養護教諭 | 6月~3月
(年度の始めに希望調査を実施) |
1ケースにつき、
1時間~1時間半 |
相談内容(例)
#疾患について
#アレルギーについて #肥満防止について #手指の巧緻性 |
#ADLスキル(身辺自立)
#トイレトレーニング #清潔(歯磨き・入浴など)について |
#情緒面について
#発達の見通しについて #障害や特性の理解について #かかわり方について |