センター概要

福井大学教育学部附属教育実践総合センターは、教育実践及び教育臨床に関する研究・指導を行うことを目的として設置された福井大学教育学部の附属教育研究施設です。

全国の国立教員養成系大学・学部には、教育実践総合センター、カリキュラム開発研究センターといった名称の約50のセンターが設置され、国立大学教育実践研究関連センター協議会を構成し、連携して教育実践・臨床教育研究および教育工学等に関する研究を行っており、当センターもまた、その一翼を担っています。

当センターは「教育実践部門」「教育臨床部門」「教育情報部門」「教職キャリア支援部門」の4部門から構成され、各部門に関する事業、研究会の開催や研究プロジェクトの組織化を主な業務として行っています。また、大学、附属学園、公立学校などの教員等と連携した教育研究、教職をめざす学生および現職教員への支援、福井県教育工学研究会の後援など、学内外のニーズにも応じて活動しています。

研究プロジェクトや各種事業の成果は、センター研究紀要「福井大学教育実践研究」や「News Letter」、各種報告書として公表しています。

このような活動をより活発にすすめるため、主幹教員、特命教員に加えて、兼任教員、特別研究員(公・私立学校教員等)、センター客員教員(県下の教育関係者)等の方々とともに連携し、地域に開かれた福井大学の主要な窓口の一つとなることをめざしています。

 

センター沿革

昭和54年4月
現センターの前身である附属教育実践研究指導センター設置
平成13年4月
附属教育実践総合センター設置 「教育実践研究部門」「教育臨床研究部門」の2部門制をとる
平成21年4月
従来の2部門に「教育情報研究部門」「免許更新・現職教育研究部門」を加え4部門制をとる
平成28年4月
部門名称を「教育実践部門」「教育臨床部門」「教育情報部門」「免許更新・現職教育部門」に変更
平成30年4月
「免許更新・現職教育部門」を「教職キャリア支援部門」に名称変更
 

センターの事業

センター全体の取り組み

  • 教員採用試験対策講座の企画・運営
  • 研究成果の公表(センター紀要の公刊)

教育実践研究部門

  • 授業研究,カリキュラム研究,教育評価研究
  • 教育内容,教材開発研究
  • 学生対象の教育相談や現職教員との共同研究

教育臨床研究部門

  • 心理臨床相談,生徒指導
  • 学業不振・学習障害児への学習援助・発達支援
  • 楽習クラブ3・9・1

教育情報研究部門

  • ICTに関わる教育プログラムの企画とその設計
  • メディア教育などの情報教育に関する研究プロジェクトの実践
  • サイバー犯罪防止教育に関わる人材育成及びカリキュラム設計

教職キャリア研究部門

  • 教員採用試験対策講座の企画・運営・実施
  • 現職教育・教師教育に関する研究