2025.11.4
11月1日、本園で第35回幼児教育研究集会が行われました。
当日の朝は雨がちらついていましたが、遊びの時間になると雨もやみ、子どもたちは外でも元気に遊ぶ姿が見られました。
県内外から150名以上の方が研究会にご参加してくださいました。本当にありがとうございました!
シンポジウムでは、白梅学園大学名誉教授 無藤隆先生 福井大学名誉教授 松木健一先生をシンポジストとして、福井大学連合教職大学院教授 岸野麻衣先生をコーディネーターとしてご登壇いただき、「一人一人の好きから遊びにおける展開の可能性を探る」についてお話しいただきました。
シンポジウムの中では、石集め、ダンス、匂い集め、泥団子作りといった具体的な遊びの実践が紹介され、それらが子どもの自発的な活動から始まり、保育者の適切な関わりや子ども同士の協働によって、より深く、広く展開していくプロセスについてのお話があり、特に、異なる興味を持つ子ども同士が関わることで、予期せぬ「化学変化」が起き、認識が飛躍的に広がることも話題にあがりました。
また、遊びは単なる活動に留まらず、子どもがルールや法則を発見し、体験を言語や図で表現する「言語化」の過程を通じて、小学校以降の探究学習や抽象的な思考の土台を形成すること。子どもに固定観念を押し付けず、主体的な発見や創造を尊重し、自らも探究する姿勢を見せることで、子どもの学びを豊かにしていく役割が保育者には求められるとも話されました。
大変学び多い一日となりました!また皆さんいらしてくださいね!








