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2010年度優秀教員に湊 七雄 准教授が選出され、
2月4日に授与式が行われました。

(2011年2月4日)

 この度、教育地域科学部・大学院教育学研究科2010年度優秀 教員に選出していただき大変嬉しく思います。

過去5年間の主な活動は、
(1) 美術作家としての制作発表活動
(2) 非毒性版画技法の研究開発
(3) E&Cギャラリーの組織づくりと
アートディレクション

です。

 作品制作は常に活動の中心にあります。教員養成という大きな ミッションの下、教育活動にあたっていますが、自らがこれまでに 教えを受けた素晴らしい先生方は、教育者である以前に芸術家でし た。人との関わり、場所との関わりを大切にしながら、一人の表現 者として真摯に作品制作を続けたいと思います。そして、創作の喜 びを多くの人と分かち合いたいです。
 非毒性版画技法に関心を持ち始めてから早10年が過ぎました。 この分野の研究は、アメリカとヨーロッパの一部の国を中心に進め られています。日本においては近年、環境保全や健康への意識が高 くなりつつあるものの、非毒性であることの必要性についてはまだ 充分に議論されておらず、発展途上にあります。現在は、この技法 を紹介する本格的な書籍を出版したいと考え、準備をすすめています。E&Cギャラリーは、2009年福井駅前にオープンさせたギャラリーです 。詳細についてはギャラリーのウェブサイトをご覧いただきたいのですが、本学教員と県内の美術関係者、そ して本学学生が一体となって企画運営にあたっています。組織運営 にあたっては難しい問題もありますが、芸術の持つ力を信じて質の 高い展覧会を続けたいと思います。
 いずれの活動も、「人と場」に恵まれた今があるからこそ成立し ているものです。この場を借りて、常日頃よりお世話になっている 同僚、学生のみなさん、そして家族に感謝します。

【受賞理由】
湊 七雄教員は,絵画を専門とし,版画を中心として精力的に作品制作に取り組み,個展,グループ展で発表しており,代表作Forestは国際的にも評価されている。越前若狭いろはかるたの原画も湊教員作である。非毒性版画技法を用いた環境に優しい版画制作により科学研究費を取得し,小中高等学校の美術教員を対象とする現職教育に関する大型プロジェクトでも中核を担っている。以上の活発な研究活動に加えて,教育と地域貢献が一体化したユニークな活動に取り組み,駅前ギャラリー(NPO法人E&Cギャラリー)をフィールドにした学生キュレーターによる企画展の指導で実績をあげている。この教育実績は,就業力GP(Good Practice)申請における重要な実績として取り上げており,採択につながる重要な役割を果たしている。学内においても,広報活動やキャンパス・イルミネーションのプロジェクトで専門を生かした貢献をしている。以上多方面にわたる活躍を高く評価し2010年度教育地域科学部優秀教員として表彰した。

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