おたまじゃくしのために – 福井大学教育学部附属幼稚園
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みんなの広場

おたまじゃくしのために

2020.6.16

年長児の男の子。

園庭にあるコンテナ田んぼの土の中に、イトミミズがいることを発見。

これはおたまじゃくしが食べるやつだ!と図鑑でみて知っていたので、田んぼに手を入れながら、小さなイトミミズを必死で捕まえます。

無事捕まえることが出来ると、さっそおたまじゃくしのもとへ。

「食べるかな~!ごはんだよ!」と声をかけながら、おたまじゃくの近くにイトミミズをそっと置きます。

すると、おたまじゃくしが「パクッ!」

「やった!食べたよ!!」おおはしゃぎの男の子は、そこからはおたまじゃくしと田んぼの往復でした。

おたまじゃくしを自分たちで育てたい!生きていて欲しい!カエルになったところをみたい!などの思いが膨らみながら、

そのために自分でできることを見つけることでき、ひたすらおたまじゃくしのために往復しています。

その中で、生き物は「食べる」ということ。  

育てるためには、「食べる」が必要であること。

そのために、自分でできることがあること。など様々なことに気付いていきます。

何気ない出会いかもしれませんが、この男の子にとっては心躍る出会いだったことでしょうね!

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