橋本の「ひとりごと」
このページは、橋本が最近「つらつら」と考えることを書き記したものです。
2004年の橋本の「ひとりごと」はこちら
2006年2月7日

先日兵庫教育大学で開催された社会系教科教育学会に参加してきました。初日に行われたイギリス・シチズンシップ教育に関する講演では、同教育の「理念」の部分だけでなく「実践」の詳細が聞けて有意義な会でした。示された「実践」はアメリカ法関連教育「法哲学的アプローチカリキュラム」のうち、「権威」「責任」に焦点を当てた教材によく似ています。シチズンシップ教育の基盤は法関連教育といっても良いのだと改めて思い至った次第です。
2005年上半期の橋本の「ひとりごと」はこちら
2005年下半期の橋本の「ひとりごと」はこちら
2006年2月26日

本年度、福井県立高等学校の先生方に協力いただいて、法関連教育の授業を2つを作ってきました。指導案については全国社会科教育学会で発表したところですが、そのうち「直接民主制度のあり方」を生徒さんに考えてもらうために「国民投票制度の拡充に賛成か反対か」について議論する高等学校公民科の指導案について検証授業が終了しました。先生方には献身的な授業づくり、さらには貴重な4時限を取っていただいての授業、本当にありがとうございました。これから生徒の皆さんの思考プロセスを分析して、指導案の変更を行い、より学校現場で「使える」指導案にしていきたいと考えています。その様子は写真1写真2写真3をクリック!
2006年5月2日

ずいぶんとご無沙汰しています。これからは怠けずに更新していきます(苦笑)。さて先日、「学校教育における『法教育』のあり方」について研究されている民間企業の方々が来学されました(珍しい研究をされていると思われるかもしれませんが・・・)。法務省や日本でも有数の「一流企業」の幹部の方だったのですが、「大学生」になったつもりで私の「講義」を聴いていただきました。「講義」の後の意見交換では様々な角度から質問が出ました。方々は非常に熱心で、教育方法としての模擬裁判の効果や「法教育」をカリキュラム化する場合の編成方法等について詳細な質問がありました。いずれにしても「法教育」の領域は学校教育が中心になるのは間違いありませんが、企業コンプライアンスや企業人教育とも関係する内容です(そうなると「法学教育」的な要素が出てきますが)。「裁判員教育」となると社会人教育にも関係してきます。生涯教育として「法」の学習をどう位置づけていくべきなのかについても今後考えていく必要があるのではないでしょうか。
☆ 重要なお知らせ ☆

「橋本のひとりごと」ですが、今後はブログ形式になります。下記アドレスを参照下さい。今後とも宜しくお願いします。なお、インデックス画面に表示している「更新」情報には今後ブログの更新は示しません。悪しからず、ご了承下さい。「橋本のひとりごと」ブログはここをチェック!なお、携帯電話からもアクセスできます。アドレスは、
http://mblog.excite.co.jp/user/yhasimot を参照下さい。