高浜町・若狭町で「嶺南地域学B」の実習を実施しました(2025年8月8・18日)

2025年11月11日

 嶺南地域教育プログラムの2年次科目である「嶺南地域学B」は、嶺南地域または地域と協働で行う行事や地域素材の見学・体験等を、複数の市町で複数回(合計15時間以上)体験し、地域の特色を実体験し省察する実習型の授業です。例年、2市町の選択必修コースを設けており、今年度は高浜町「“世界に誇る海”を守り育てるためのブルーフラッグ体験」、若狭町「ラムサール条約登録湿地「三方五湖」周辺の歴史コース」を8月8日、18日にそれぞれ実施しました。高浜町では、ビーチの国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得された若狭和田ビーチにて、ライフセーバーの活動、海岸のごみ活用を体験し、若狭町では、福井県年縞博物館、若狭三方縄文博物館の見学をさせて頂きました。
 学生達からは、高浜町のコースではライフセイビングの重要な役割が未然に防ぐことであることを知ったこと、教育現場で子どもたちの命を守るために知識を持つ重要性について実感したことなどが感想として語られ、若狭町のコースでは、水月湖に年縞がこれほどきれいに残っている理由を知れた、子どもの知識を経験に変える機会として施設見学が重要であると気がついたことなどが語られました。地域資源について改めて学び、それを教員としてどのように活用していくべきか、考えが深まる経験となったようです。

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