入学生メッセージ
- 大学に入学してから、母校に教員となって戻りたいという気持ちが強くなりました。この夢を叶えるためにも嶺南地域学をはじめとした専門知識を身につけ、様々な人と協働・探究していきたいです。
- 私は嶺北出身で、嶺南地域のことについて分からないことが多いので、後期から始まる講義で嶺南地域の歴史や現状を学んでいきたいと思います。嶺南地域の教師不足や若者の流出などといった問題解決に少しでも役に立ちたいと思っています。目標は嶺北で生活してきたからこそ気づくことが出来る嶺南地域の魅力を子供たちに伝えることです。そして子供たちに身近にありながらも気づいていなかった地元の良さを再確認してもらいたいと思います。
- ずっと夢に見ていた地元の嶺南で教員として働くために一生懸命頑張りたいです。
- 嶺南地域の良さや課題などをこのプログラムを通して学んでいくことで、自分自身がもっと嶺南に愛着を持ち、生徒に嶺南を好きになってもらえるような授業をつくっていきたい。また、嶺南のいいところだけではなく、課題や改善点も見つけることで、どうすれば解決していけるかを生徒とともに考えていけるような授業をつくるために、嶺南の課題についても学んでいきたい。
- 嶺南地域に恩返しができるように立派な教員になります。
- 大学入学前課題をして、嶺南には私の知らないことがまだまだあることを知りました。これから4年間を通して嶺南地域の課題や魅力を学んでいく中で、嶺南の学習には何が必要なのか、嶺南の題材をどのように使いどのように伝えれば子供たちにとって有意義な学びになるのかを考えていきたいです。
- 私は嶺南地域の特色を生かした授業づくりを行いたいと思っています。そのために、嶺南地域の特色について深く学びたいです。私は嶺南出身ですが、自分の地域以外のことには詳しくないので、自分の地域以外のことについて学びたいです。
- 私は地域教育に興味があり、大学生活様々なことがある中でも、特に熱量を持って、プログラムに取り組んでいきたいと考えています。
具体的に嶺南地域学A.Bの授業では、地域に目を向け、将来子どもたちが学び育つ環境を知ること、さらには地域素材の教育化を意識し、将来につなげたいです。
嶺南の特色や教育について直接見聞きし、実地体験が行えるこの環境は、私の学びたいことそのものであり、とても恵まれていると感じます。この充実した環境を最大限生かし、学びの多いものにしていきたいです。 - 私は、嶺南地域の教員を目指すにあたり、嶺南の魅力に肌で触れて、4年間しっかり勉強したいです。
- 人口が少ないからこそ、児童に対する教員の関わり方が重要となってくると思うので、これから資質能力をつけていきたい。
- まだまだ嶺南について学ぶことがありますが、自分の興味のあることについて深く知りたいと思います。そして、将来の嶺南を担う子どもたちを自分の手で育てられるように頑張りたいと思います。
- 自分の地元の活性化を教育の面から支えたいと思い、嶺南枠の入試を選びました。
- 自分の生まれ育った嶺南地域で子どもたちと一緒に成長したいです。
- 私は地元嶺南地域に戻って、嶺南地域が持つ学びの素材を利用しながら子供たちの地元愛と非認知能力を育むことができる教員を目指したいです。
- 愛着ある地元で教師として働きたいという思いもありますが、1番はその愛着ある地元で育った子どもたちと接し、地元でのコミュニティを作って欲しいという思いがあり、嶺南地域で教師をしたいと考えるようになりました。嶺南地域教育プログラムやその他の授業を通して、自分の能力を伸ばし、子どもたちにとっても自分にとっても恥ずかしくない、立派な教師になりたいと思います。
- 嶺南に居住地を構えたいという気持ちが、嶺北で一人暮らしを始めてより強くなりました。地域の人や親が好意的であれば、クレーム対応に追われる必要もないことに加えて、何かの行事を行う際にも協力が得られやすいと思うので嶺南地域の教員を目指します。
- その市町村の特色を生かした教育を嶺南地域で実践する教師になるためにも、このプログラムを通して学びを深めていきたい。
大学および地域からのメッセージ
内木 宏延 福井大学長
本学は全学部を挙げて卓越した高度専門職業人の育成を行っています。現代社会ではより高度な専門性が求められていますが、高度になればなるほど専門職は、分業化や細分化が進み、多職種との連携能力が問われています。
本学では嶺南地域の協力得て、嶺南の地域づくりプロジェクトを多職種連携で実施します。その中心の一つは教育であり、将来の教師たちの取組です。嶺南地域から教師を目指す皆さんには、新しい専門職育成の中心的役割を期待しております。
橋本 康弘 教育学部長
子供たちが育ってゆく地域を知ることが先生になる第一歩です。地域にはそれぞれ、歴史や自然、社会があります。子どもたちは地域の人たちに見守られ、地域とふれあい、学び育ってゆきます。地域の理解と協力なしに子どもたちの「生きる力」を育成することはできません。今一度、地域に目を向けてみてください。福井大学教育学部では令和4年度より嶺南地域教育プログラムを開設し、嶺南地域の魅力を将来につなぎ、教育を支えていく教員を養成します。
藤丸 伸和 福井県教育長
福井県では、子ども一人ひとりの個性を「引き出す教育」や、探究心を持ち学びを「楽しむ教育」、郷土の歴史、自然、文化、人々等とつながり学ぶ「ふるさと教育」を進め、子ども一人ひとりを大切にする「子どもが主役の教育」を推進しています。
地域を知るということは、今の自分を知ることにもつながるとともに、未来を生きる原動力にもなります。福井大学における「嶺南地域教育プログラム」で学んだ皆さんが、嶺南地域の中核教員として、大学で培った学びやネットワークを大いに活用し、嶺南地域の未来を担う人づくりに貢献されることを多いに期待しております。
花木 秀実 敦賀市教育長
本プログラムを通じて、嶺南地区それぞれの歴史と伝統や豊かな自然について体感し、理解を深めていただきたいと思います。そして、ふるさとに誇りや愛着を持つだけでなく、課題にも目を向け、主体的に解決しようとする人材の育成に貢献される教員になることを、心から願っています。
私たち嶺南地区2市4町は、ふるさと素材を生かした多様な研修プログラムの提供や各小中学校での教育実習受け入れ等、全面的に協力させていただきます。