社会科教員を志し、
地域に根ざした実践的な学びを求めて
福井大学へ進学。

「学校CMを作ろう」で見えた教科横断の可能性

私たちのグループは「学校CMを作ろう」をテーマに、小学校5・6年生向けの授業案を考えました。お手本の一例として実際に大学教授にインタビューを行い、美術科の教授と倫理学の教授それぞれの専門に対する考え方を聞くことができ、とても興味深かったです。発表では投票形式でベストを選びました。「ゴミのCMを作ろうs」といったユニークな授業案も多く、学びのアイデアの豊かさに驚きました。

STEAMの全要素を組み込む難しさと気づき

苦労したのは、STEAMのすべての要素を授業案に組み込むことでした。特にサイエンスの要素をどこに入れるかについて何度も試行錯誤しました。著作権・肖像権への配慮も必要で大変でしたが、「少し視野を広げれば理科や数学など様々な教科を取り入れられる」という発見は大きな学びとなりました。教職に就いた際には、この視点を活かして働いていきたいと思います。

教科横断的な学習の重要性

授業を通じて教科横断的な学習の重要性を知ることができました。それまでは一つの授業では一つの教科を行っていくという考えしかありませんでした。しかしSTEAMの授業を行うことで少し視野を広げれば理科分野や数学分野などの色々な教科を取り入れることができるということに気づきました。

時間をかけて築く信頼関係の喜び

1年生のときに特に印象に残っています。担当した子どもと1対1で活動していましたが、最初はなかなか話せませんでした。しかし活動を重ねるうちに少しずつ心を開いてくれるようになり、最後には「とても楽しかった、やってて良かった」と自分の気持ちを素直に伝えてくれました。時間をかけて関係を築くことの大切さを、身をもって学びました。

目指したい教職者像

社会科の教員として、社会の問題に関心を持ち続ける子どもを育てたいと思っています。身近な地域の課題に目を向けることが、日本や世界を見る力につながると思うからです。福井大学で学んだ地域の特徴についての知識を活かしながら、子どもたちの社会への関心を育む授業を実践していきたいと考えています。