「学校が楽しい」と
すべての生徒に感じてほしい。
そんな思いで、教員の道へ進む。

学校外で出会う、子どもの「本来の姿」

学校ではない場所で子どもと関わることで、子どもの本来の姿と向き合うことができました。1年間、長くて3年間にわたって子どもと関わり続けるなかで、人との関わり方や考え方が大きく変化していく様子を間近で感じ、そのたびに感心させられました。子どもと学生スタッフが同じ目的を持って活動することで、互いに多くの学びを得られると実感しています。

「あの理論がここで生きる」という気づき

1年次に「総合的な学習の時間と特別活動」の理論を学んだときは、正直さっぱりわかりませんでした。しかし子どもや保護者、施設の方々との実践を重ねるなかで、「あのとき学んだ理論がここで活きてくるのか」と振り返りながら学びを深めることができました。

意見の対立こそが協働の本質

年間の締めくくりとなる活動の準備中に、二つのグループのリーダー同士が対立する場面がありました。どちらも「良い活動にしたい」という強い思いを持っていたため、両方の主張を大切にしたかったのですが、自分ではうまくまとめることができませんでした。そこで他のグループのリーダーたちも自分の考えを率直に告白することで、「みんなで」一つの問題に向き合えました。組織の大小にかかわらず意見の衝突は必ずあり、それを無視せず解決に向かうプロセスこそが、この科目の最も価値ある学びだと感じています。

「社会を生きる力を育てる」視点へのめざめ

中高理科の教員を目指す私は、これまで教材研究や子どもが持つ誤った概念の修正に力を入れてきました。しかしこの科目を履修して、「活動を通してどのような人間に育ってほしいか」「社会を生きる力としてどんな能力を身につけてほしいか」という問いについても、深く考えるようになりました。知識を教えるだけでない教育の大切さを実感しています。

目指したい教職者像

理科の授業を通して、自分の考えを自信を持って表現し、相手の考えを認められる生徒を育てたいと思っています。生徒の可能性に真剣に向き合い、日々の授業や生徒指導を通じて一人ひとりが自分らしく成長できるよう後押しできる教員を目指しています。