小学生の頃から持つ
「福井県の教員になる」と夢見る。
フラッグシップ大学であること、
実践カリキュラムがあることなどで
福井大学に進学。
協働学習支援プロジェクト
沈黙を尊重、誰よりも話しかけてくれる関係に
探求ネットワークの活動で、1年目に担当した子どもが印象に残っています。話しかけてもなかなか応答しない子どもだったので、当初は沈黙を恐れて立て続けに質問してしまいました。しかし「ただ考えているだけかもしれない」と思い直し、沈黙を尊重して待つ関わり方に改めました。すると次第に反応を返してくれるようになり、後半の活動では誰よりも積極的に話しかけてくるようになりました。子どもが自分のペースを尊重してくれる大人との関わりをどれほど必要としているか、改めて実感しました。
意見の衝突を乗り越え、組織をまとめる経験
3年目は議長として組織の統括に尽力しました。私たちの世代は個の思いが強く、意見が衝突することも多く、会議をまとめるのが非常に大変で、何度もやめたいと思いました。しかし同じブロックのメンバーに支えられ、1年間の活動を大きなトラブルなく終えることができました。仲間のありがたさと協働の重要性を改めて実感しました。
全国の仲間と学んだ協働の力
全国フレンドシップ活動に3年連続で参加し、他大学の学生の熱意を実感するとともに、探求ネットワークを通じて培った協働する力・企画する力を発揮しました。他者と協力しながら同じ目標に向かうことで仲間との絆が生まれ、目標を達成したときの達成感は1人のときとは比べ物にならないほど大きかったです。人に頼ることが苦手だった自分が、仲間を信頼して頼れるようになりました。
心理発達支援プロジェクト
「誰かのため」が意欲を引き出すと気づく
ライフパートナーでは小学4年生の男児を担当しました。落ち着きがなく学習への意欲が低い様子が見受けられましたが、観察を続けるうちに「他の友達のためならやる気が出る」という特性に気づきました。「みんなが待ってるよ」というように誰かのためになることを意識させる声かけを増やすことで、少しずつ意欲を引き出すことができました。
地域実践演習
附属との違いが見えた公立中での観察
CST型インターンシップで福井市内の公立中学校に10回訪問しました。主免教育実習後に公立学校を訪問することで、附属の子どもとの違いを実感するとともに、問題解決型学習が多く取り入れられている授業の実態を捉えることができ、副免実習のための授業づくりに役立てることができました。
和算と出会い、数学の文化的な豊かさを知る
郷土数学の教育的活用プロジェクトに参加し、図書館での和算講座や福井県に現存する算額の調査、全国和算研究大会への参加を通じて、数学の文化的な豊かさに気づきました。郷土に残る数学の歴史的財産に触れたことで、和算を授業で活かすという発想を得ることができました。
これら3つの科目を通して身についたのは、子どもを観察する目です。一人ひとりに注目して個別に最適な働きかけができるようになってきており、この力を学級経営に活かしていきたいと思っています。
目指したい教職者像
子どもの「やってみたい」を引き出し、協働して学び続けられる場を創れる教師を目指しています。一人ひとりのペースを尊重しながら、数学の授業でも間違いを恐れずに「考えてみたい」と感じてもらえるよう、学び続けられる場をデザインしていきたいと思っています。