高校での地域連携活動から、
福井の豊かな資源を活かした教育を
実践できる教員になりたいと思い進学。

「敦賀の山車」で単元を開発し、合宿で発表

敦賀での2泊3日の合宿で「敦賀の山車(やま)」を題材とした小学生向けの単元を開発し、「山車について学び、実際に簡単な山車を作る」という計画を立案・発表しました。その発表がきっかけとなり、敦賀南小学校の校長先生のご協力をいただき、小学生対象の全3回のワークショップを計画・実施することになりました。

3回の講座で、子どもの探究心に火をつける

校長先生との打ち合わせを重ね、当初の「作る」という計画から「深く知る・伝える」へと内容をブラッシュアップしました。調べ学習・みなとつるが山車会館の見学・福井大学生へのプレゼンテーションという段階的なプログラムを実施。2回目の見学後に、子どもたちが自ら「特に興味を持った部分」を見つけてスライドにまとめ、大学生へ堂々とプレゼンするまでに至りました。「本物の地域資源」に触れることが、子どもの探究心に火をつける瞬間を目の当たりにしました。

地域全体が学生の挑戦を支えてくれた

校長先生は何度も親身になって打ち合わせに応じてくださり、山車会館の方々は子どもたちへの資料を用意し、専門的な知識を丁寧に教えてくださいました。学生の挑戦を地域全体が温かく支えてくれる環境であることを実感し、地域と学校のつながりの大切さを改めて感じました。

目の前の子どもを「見取る」教師へ

当初は「魅力的な単元を計画すれば子どもは自然と楽しんで学ぶ」と考えていましたが、実際のワークショップや小学校・中学校の参観を通して、同じ教材でも学年や子どもの状況によってアプローチや声かけ・ICTの活用方法を柔軟に変えなければならないと痛感しました。教員は教材を教えるだけでなく、目の前の子どもを見取り、動機づけや学ぶ意欲につながる準備をするものだと意識が変わりました。

目指したい教職者像

地域の豊かな資源を教材化し、子どもと地域の架け橋となる教員になりたいという思いは変わりません。同時に、子どもの発達段階や個性に応じてICTや声かけを使い分けながら、主体的な探究心を育む教育者を目指していきたいと思っています。